将棋の野原未蘭アマが7月29日に行われた、大阪市の関西将棋会館で行われた第28回期倉敷藤花戦のトーナメント3回戦に出場し室田伊緒女流二段を破り、女流棋士の資格を獲得し話題になっています!
野原未蘭さんのご両親はどんな人なんでしょうか?父親・母親も将棋をやっていたのか気になりますよね!
そこで今回は、野原未蘭さんの親について、また出身高校やプロフィールについてまとめます!
野原未蘭の親(父・母)はどんな人?
野原未蘭さんは5歳の時に将棋を始めましたが、きっかけは何だったのでしょうか?
野原未蘭さんの両親が将棋が好きだったのでしょうか?幼少期の興味って親に左右されることが多いので気になりますね。
野原未蘭さんの父親は、野原克仁さんです。
克仁さんは将棋が好きで、得意だったことから娘の未蘭さんに5歳の時から将棋で遊んでいました。
やはりお父さんの影響をもろに受けていたんですね。
またお父さんは、未蘭さんのことを。将来は女性の棋士になって欲しいと考えていて、来る日も来る日も未蘭さんに将棋を教え込みました。
戦術だったり、テクニックですかね。
またその教えも時には厳しく激が飛ぶほど。
未蘭さんが、ミスをしてしまったり、間違った手法をすると、父親の克仁さんから厳しく怒られていたそうです。
もはや、父親ではなくて、師匠と弟子の関係だったとお父さんも話ています。
両親は未蘭さんに対して
「勝ちたいならどうしてもっと練習しないんだ!」とメソメソする未蘭さんに厳しく言い放ったことも何度もあったそうです。
本当に熱血というか、よく未蘭さん耐えてきましたよね。
子供の性格にもよりますけど、厳しくしてもやらない子はやらないし、親の気持ちに答えようと小さいながら未蘭さんも必死だったのが分かります。
お父さんに何回も怒られても、未蘭さんは負けず嫌いだったのか、頑張って父親の指導についていきました。
自宅で過ごす時間は、父親と将棋がネット対戦をやらせていたそうです!
将棋漬けの生活を送っていたんですね。
そのおかげで、未蘭さんはどんどん将棋が強くなり、同世代では負けなしの将棋女子に成長。
また未蘭さんの叔父の野原孝之さんも、日本将棋連盟アマチュア三段で富山将棋スクールの首席ということで将棋が強いんです。
そんな家庭環境で育ち、未蘭さんは女性棋士を目指すようになりました。
未蘭さんの母親は、千穂子さんです。千穂子さんについての情報を探してみましたが、お母さんについては特に情報は出ていませんでした。
未蘭さんの将棋大会や遠征の時には付き添い、娘を励ましてきたんでしょうね。
野原未蘭の師匠は誰?
未蘭さんが小学4年生の時に父親と一緒に将棋塾の晩成塾を訪れて、鈴木英春さんと対局しました。
晩成塾は女性・子供・会員専用将棋教室で、石川県金沢市にあります。しかし2020年3月末で活動休止となっています。
鈴木英春さんは、日本の将棋アマ強豪、元奨励会員です。
この時、英春さんにはボロ負けをしてしまい、自分の実力はまだまだなんだと実感します。
またいろんな戦法があることを知り、未蘭さんも晩成塾に小学5年生から通い始めました。
そして、晩成塾で英春さんに直接将棋を指導を受け、未蘭さんはどんどん実力をアップさせました。
野原未蘭さんの師匠は、小学4年生までは父親で、その後は、鈴木英春さんということになります。
野原未蘭の出身高校はどこ?
未蘭さんは、現在高校2年生の16歳になりました。
高校はどこに通っているのでしょうか?
野原未蘭さんの出身高校は、富山第一高校です。
出身中学は、富山市立岩瀬中学です。
中学時代・高校生活も毎日将棋の特訓の日々が続きますが、未蘭さんも将棋棋士になる目標があるので、今は日々の練習にも熱が入ることでしょう。
野原未蘭のwikiプロフィール
本日指された倉敷藤花戦で、高校2年の野原未蘭(みらん)アマ(16歳)が室田伊緒女流二段に勝利してベスト8に進出し、規定により女流2級の資格を獲得しました。野原さんは加藤結李愛女流初段(17歳)を抜き、現役では最年少の女流棋士となります。写真は日本将棋連盟の提供で、終局直後の様子です。 pic.twitter.com/uSirHAUAXp
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) July 29, 2020
名前:野原未欄(のはら みらん)
生年月日:2003年8月4日
年齢:16歳 もうすぐ17歳
出身地:富山県
中学:富山市立岩瀬中学
高校:富山第一高校
野原未欄さんは、今では将棋一本ですが小学4年生までは、ピアノや水泳、バレエ、チアリーディングなど他の習い事もたくさんやっていました。
しかし将棋の時間をもっと増やすために、他の習い事やめて将棋の時間を増やしたそうです。
これまでは女子アマ大会に出場し中学生の部では未欄さんに勝てる人はいませんでした。
アマチュア将棋界で新記録!
第43回中学生将棋名人戦で野原未蘭(のはら・みらん)さんが優勝!
女子が優勝するのは中学生名人戦史上初の快挙です。野原さんは昨年の女流アマ名人戦でも全国優勝を果たしています。https://t.co/O5qJKpNRMp pic.twitter.com/xxCuJLirtc— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) July 18, 2018
まだまだ将棋って男子の人口が多いので、女子の活躍は嬉しいですよね!
2016年 中学生女子将棋名人戦 優勝
2016年 女子アマ王位戦 優勝
2017年 女流アマ名人戦 優勝
2017年 女子アマ王位戦 優勝 2連覇
2018年 中学生将棋名人戦 優勝
2018年 全国中学生選抜将棋選手権 優勝
2018年 女優アマ名人戦 優勝 3連覇達成
これまで野原未欄さんは、将棋のアマチュアの強豪でしたが、7月29日に行われた、大阪市の関西将棋会館で指された第28期倉敷藤花戦トーナメント3回戦で室田伊緒女流二段に勝利しました。
これにより、野原未欄さんは、女流プロ2級の資格を獲得することができたんです。
未欄さんにとっても喜ばしいことですし、また両親もとても喜んでいるでしょうね。
特に熱心に指導をしてきたお父さんにとっても未欄さんに女流棋士になって欲しいと思っていたので、その夢が今回達成されました。
今回プロ棋士になれた未欄さんですが、高校生で棋聖になった藤井聡太さんのことはやはり意識していたようです。
藤井聡太さんの活躍は、かなり刺激になっているようです。
未欄さんの方が学年は一つ下ですが、同じ高校生同士として影響はかなり受けているとのこと。
未欄さんも、まだまだ若いですし、今後もますます女流棋士として注目されるのは間違いないです!
今度も応援していきたいですね!
まとめ
今回は、将棋アマからプロ資格を獲得した、野原未蘭さん16歳について紹介しました。
10代の子がこうやって活躍する姿は、30代の私にもとても刺激になりました。
またプロになる子は、やはり幼少期からかなり時間をかけて厳しい練習に耐えて、一生懸命努力していることが改めて実感できましたね。
今後の活躍にも期待大です!